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旧竹内農場西洋館イベント 理事長あいさつ

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旧竹内農場西洋館イベントの開催にあたり、お世話になりました皆様、関係者の皆様、今日この日ご来場いただいた皆様には、厚くお礼申し上げます。

さて、大正時代、蛇沼の北側沼畔に明治の実業家竹内綱が創設した竹内農場がありました。
竹内綱は土佐藩家老の子として生まれ、後藤象二郎の引き立てにより政財界で力を発揮します。現在の関東鉄道常総線の前身常総鉄道の創業者の一人でもあります。
実際の農場の運営は綱の長男竹内明太郎が当たっていました。今は廃墟となってしまった赤煉瓦の西洋館は、当時はモダンで美しく、農場のシンボル的存在で、東京から政財界人を招いたといいます。
明太郎は父を凌ぐとも劣らぬ実業家で、炭鉱業の他に小松製作所の創業者であり、日産自動車の創業者の一人でもあります。そして吉田茂は弟に当たります。
この歴史ある西洋館の敷地が、一昨年の12月、竹内一族の所有から、太陽光発電施設業者に名義が変わってしまいました。龍ケ崎市は、この敷地を3年契約で借り上げ、今後調査をするため、太陽光発電の施設工事をストップさせています。そして調査のため敷地の草木は刈り取られ、御影石と煉瓦部分だけを残した西洋館の美形がはっきりと見えるようになりました。現状は立入禁止となっています。
私たちNPO法人は、この西洋館を史跡として、文化財として価値が高いものと考えます。何とか保存出来ないものか。それは龍ケ崎市長及び関係部署も同じ思いかもしれません。しかし、市は市民の意見を聞きながら判断するそうです。
だからこそ、私たち市民団体として出来ることは、保存に向けての何らかの仕掛けを作り、市民ヘのアピールを行うことです。それが今回のイベントになります。
この西洋館は長らく藪に包まれていたため、他市はおろか龍ケ崎市民の間でもあまり知られておりません。このイベントを通して、多くの市民が旧竹内農場西洋館の歴史に触れ、ドローン動画で建造物を立体的に見て、その素晴らしさを認識していただければと思います。そして、私たちと共に保存を願い、それが大きな市民の声となり、保存に向けての市政の前向きな判断に繋がれば、今日のイベントは成功といえます。
もし、西洋館の保存と共に周辺整備が出来るのなら、龍ケ崎市の新たな観光資源になると考えます。

NPO法人龍ケ崎の価値ある建造物を保存する市民の会
理事長 前田享史



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